ラミネート(PP)加工の銘柄を2種に分けました

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ラミネート(PP)加工の銘柄を2種に分けました

ラミネート(PP)加工された古紙のリサイクル技術が向上しています。

今までは、ビニール加工された古紙はパルプを取り出すまでに非常にコストが掛かり、廃棄処理または高い費用を掛けてリサイクルをしていました。

今回、古紙メーカーの技術向上と市場価格の安定を受け、当社では今まで1kgあたり35円で処分料金を頂いていましたが、今後は2種に分けることとなりました。

(1)片面PP
片面のみラミネート加工されている古紙を指します。一部雑誌の表紙やカタログで使われています。ラミネートを剥離する作業工程が必要で、リサイクルがやや困難です。
料金 1kgあたり10円(今まで35円)

(2)両面PP
両面がラミネート加工されている古紙を指します。1枚の紙に両面加工する、見開きのカタログなどに主に使われています。ラミネートを剥離する作業工程が必要で、両面なので非常に分離し辛くリサイクルが非常に困難です。
料金 1kgあたり30円(今まで35円)


■ラミネート(PP)加工とは?
防水加工や劣化防止に大変重宝される技術です。東急ハンズやホームセンターなどでは、業者に頼まずに手軽にラミネート加工できる機器が販売されています。
写真やカタログ・雑誌表紙などに使用すれば、とても綺麗で紙のデメリット部分を補える効果があります。

リサイクル面から見ますと、そのままリサイクルできる古紙とは違い、ラミネートを剥離する作業が発生してしまいます。剥離すれば、通常の古紙として扱われます。ラミネート部分は、ビニールの不燃ごみ(古紙メーカーでは、産業廃棄物)です。

このように、簡単にリサイクルが可能ではないが、作業をすれば貴重な資源となる為に、ラミネートされた古紙も立派なリサイクル品です。


アートBの料金を改定しました。
■雑誌
旧買取価格 2円
 ↓
改定買取価格 3円

□雑誌
海外(アジア圏)での古紙需要が高まり、価格が向上しています。ガソリンの値段上昇などもあり容易に値段向上は出来ないのですが、非常に古紙価格が高まっているので、値上げを決定いたしました。

◇銘柄『雑誌』とは?
下質紙全般を指します。雑誌に使用される紙と同程度の古紙を指します。
【雑誌・書籍の残本・古雑誌・古本(書籍・コミックス等)】
【カタログ・チラシ】(古紙の種類によって、上見当Bの場合もあります。)
【糊加工・ホッチキス加工されているもの】
【印刷されている下質紙全般】
【カーボン紙】

高部 一郎(2007.10.4)

2007年10月 4日 12:00 (最終更新日:2008年7月 1日 13:50)

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